2023年12月3日(日)
オペラ「マダムバタフライ」に出演いたしました!
このたびは、女中スズキ役を演じさせていただきました。
主役はもちろん蝶々さんですが、スズキは常にそばで静かに支えます。
子供の頃から仕えてきたものとしての気持ちの表現、
特に2幕は歌わずして表現する部分がたくさんあり、とても勉強になりました。
そして3幕はスズキの動きで観客は心を揺さぶられます。
何度観ても、このオペラは泣いてしまうと聞きます。
【1幕】
没落藩士の娘の蝶々さんは、結婚斡旋屋ゴローの口利きで
アメリカ海軍士官のピンカートンと結婚することとなった。
地方妻の感覚で、結婚や愛などを口にするピンカートンとは対照的に
一途に彼を思う蝶々さん。
このズレが3年後、悲劇を生むことになる。 |
【2幕】
結婚式から3年が過ぎ、ピンカートンはアメリカに帰っていた。
女中のスズキは帰ってこないのではないかと疑うが
蝶々さんは信じきっている。 彼の子供も産まれてきっと帰ってくると。
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ゴローが
どこの子かわかりゃしないと近所で言いふらし、蝶々さんの逆鱗に触れ |
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騒ぎが収まった頃、
港に軍艦が入ってくる。
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蝶々さんとスズキは喜びにあふれ、家を花で飾って彼の帰りを待っていた。 |
【3幕】
翌朝、シャープレスがピンカートンを連れて訪ねてきた。
スズキは蝶々さんを呼びに行こうとするがピンカートンから止められる。
彼にはアメリカ人の妻がいることを聞かされ、一緒に来ていて
子供はアメリカに引き取るとも言う。 |
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絶望しているスズキに
蝶々さんが、どこ??
あの方は来られたの?
と部屋に入ってくる。
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ピンカートンは既に去っており
ケイトと対面する。
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すべてを悟った蝶々さんは
ケイトが子供を養育してくれると知り、
子を託し、自害する。
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【カーテンコール】
指 揮 斎城英樹
演 出 今井伸昭
キャスト
蝶々さん 加島裕美
ピンカートン 中東駿
スズキ 北小路旬子
シャープレス 國元隆生
ケイト 畑勢津子
ゴロー 枝川一也
ヤマドリ 佐崎明宏
ボンゾ 森本誠
神官 藤原敬
ヤクシデ 秋山啓
母 原留美子
叔母 桑原淑子
従姉妹 大賀みなみ
戸籍係 栗栖慎一
子供 竹原璃子
日出光 大畑和樹
芳香 木村秀和 |
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オーケストラ 広島センチュリー管弦楽団
合 唱 広島オペラアンサンブル「マダムバタフライ」合唱団
協 力 芥川瑞枝バレエ研究所 |
皆さま、本当にありがとうございました!!
6月には、オペラ 「カルメン」でミカエラを演じます。
ぜひお越しくださいませ。
2024.4.8 北小路 旬子
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