皆様、お元気でお過ごしでいらっしゃいますか。
この夏、開催した、2つのコンサートについて、ご報告いたします。
7/29(土) ソプラノリサイタル「金子みすゞの世界と日本の名曲」 於：ゲバントホール
梅雨明けして、ちょうど蒸し暑いこの時期。
急にゲリラ豪雨が襲ってきたりと、不安定な天気だったりもする。
ちょうど17時～18時の間に雨が降り、お客様の足をゲバントホールに向かうことを
躊躇させるような、いいタイミングでの雨が降ったものの、いわゆる通り雨で終わり、
私のコンサートは滞りなく終了いたしました。
今回のテーマは「自然と命」日々への感謝の心、自然に対するいたわりを思ったときに
まっさきに浮かんだ方が金子みすゞさんでした。
金子みすゞさんの詩は、こんなにも言葉には力があるのだと思わずにはいられません。
とくにこの「星とたんぽぽ」はそれが凝縮されています。
中田喜直さんの美しいメロディーにのって、どこまで表現できたのかわかりませんが、
この曲はこれからも温めて、歌っていきたいと思っています。
ご来場、本当にありがとうございました。
8/6(日) 「朗読と音楽の夕べ」
於：西福寺本堂
広島市民にとっては忘れてはならない大切な１日。
わが西福寺でも、朗読と音楽の夕べを行いました。
朗読は、RCCでラジオパーソナリティなどで活躍されていた髙山いづみさん。
峠三吉さんの詩集から4つを朗読していただきました。
この朗読に合わせて、山岸知子さんのピアノで、ときにＢＧＭのように
おぞましさ、悲しみなど、音で表現してくださいました。
間に、私の歌が入り、朗読だけではない、音楽との絶妙なコラボレーションで
一つのプログラムとなりました。
多くのご門徒様に来ていただき、本当にうれしく思いました。
また、この会は私の主人が主催でした。
もちろん私たち二人だけで、全てやったわけではありません。
いろんな方の協力があってこそですが、
夫婦で一つの行事を一緒に計画し、やり終えたこと
自分がやってきた音楽が主人の仕事にお手伝いができるということが
この上なく嬉しいです。
髙山さん、山岸さん、ありがとうございました。
また西福寺のご門徒の皆様や役員の方々、本当にありがとうございました。
2017.8.21 北小路旬子
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「金子みすゞの世界」と「朗読と音楽の夕べ」
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