7/2(土)にオペラ「蝶々夫人」抜粋でのコンサートが終了しました!!
個々それぞれ過密なスケジュールの合間を縫っての練習し、
すばらしい舞台となりました。
蝶々夫人はまだまだ私の声には早いとも思いましたが、
いつか私にも子供を持つことができたとき、
蝶々さんの心情が少しはわかるときがくるかもしれないと思いました。
: キャスト :
蝶々夫人:北小路旬子
ピンカートン:秋山徹
スズキ:中川忍
シャープレス:國元隆生
ケイト:酒井由紀
蝶々さんの子供:北垣颯太
ナレーション:西孝恵 |
蝶々さんは15歳の芸者で、アメリカ海軍ピンカートンに見初められ、彼の現地妻となります。
ピンカートンがアメリカへ帰国して3年、
音沙汰もなく、財政もつきてきても尚、蝶々さんは帰ってくるのをひたすら待ちます。
女中スズキは外国人の夫はかえってきたためしがないと諭す中、
ピンカートンの所属艦アブラハムリンカーン号が入港します。
喜び興奮する蝶々さん。
ピンカートンのために家中を花でいっぱにします
蝶々さんが居間で休んでいるときに、
シャープレスがピンカートンとその妻ケイトを連れてやってきます。
激怒するスズキですが、子供をわが子として育てたいという
ケイトの申し出を受けることにします。
やがて起きてきた蝶々さんは、庭にいるケイトを見つけ、すべてを悟ります。
自分が捨てられ、尚、子供を渡さなければならないことに
けじめをつけるため、自害を企てます。
子供が走り寄ってきたため、いったん、短刀を収めます。
しかし、子供をスズキに預け、見送ったあと、自害します。
カーテンコール
オペラは総合芸術であるということを新ためて認識しました。
キャストはもちろんですが、ピアニスト、衣装、メイク、スタッフが揃って初めて完成します。
誰一人欠けても出来ません。また今回は字幕という新たな挑戦を試みました。
プッチーニの素晴らしい作品と美しいメロディとさらに字幕も加わり、
わかりやすいオペラだったと多数の意見をいただきました。
敷居が高いと思われているオペラをもっと気軽に足を運んでもらい、
身近に感じていただけるような舞台をつくることが私の夢ですが、
その夢に少し近づいたかなという気がしました。
2016.7.19 北垣 旬子
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