2010年7月31日(土) ゲバントホールにて帰国リサイタルを終えました。
私は、1年かけて “椿姫” をイタリアで勉強しました。
そして、帰国後のリサイタルでは“椿姫”をやろうと
ずっと以前から決めていました。
これをやるには、イタリアで私の伴奏&指導者でもあったカルロ・アルディッゾーニ氏のピアノでなければ無理だと思っていたので、早い時期から交渉して来日してもらいました。彼は快く引き受けてくれました。
彼なりに思いいれがあったのか、開場ぎりぎりまでかなり弾きこんでいました。
そして、私のリサイタルの舞台の幕が開いた−
いつもながら落ち着いたトーンと時には笑いもまじえつつ
高山さんの巧みな司会で始まった。
第一部はイタリア歌曲8曲を披露。
イタリア滞在中にカルロにばっちり指導してもらったものばかりを選曲。
1.喜ばせてあげて ベッリーニ作曲
2.郷愁 チマーラ作曲
3.バルラータ レスピーギ作曲
4.最後の陶酔 レスピーギ作曲
5.アヴェマリア マスカーニ作曲
6.私の愛する人の ドナウディ作曲
7.もはや愛せず トスティ作曲
8.私はあなたを愛したい トスティ作曲 |
ゲスト歌手の赤川優子さん、川村晃世さんもそれぞれの特徴を活かし熱唱!!
第二部はいよいよ “椿姫”
ヴィオレッタ:北垣旬子 アルフレード:秋山徹
ジェルモン:國元隆生 ピアノ:カルロ・アルディッゾーニ
〜第一幕〜
〜第二幕〜
〜第三幕〜
〜カーテンコール〜
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そして。。。今回の演奏会を支えてくれた大切な友人たち。
今回は本当に助かりました。ありがとう!!
忙しいのに時間を割いて日本まで来てくれてありがとう、カルロ!!
出会った瞬間から強烈なオーラを感じ心奪われたことは、
今回のピアノを聞いて私自身改めて納得した!
テノールの秋山さん、バリトンの國元さん、ありがとうございました。
大先輩といつも共演させていただき勉強させてもらっています。
これからもよろしくお願いいたします。
皆様、リサイタルが大盛況に終わりましたことを心から感謝いたします。
そしてこれからもご指導・ご鞭撻のほど宜しくお願いいたします。
2010.08.10 北垣 旬子
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