皆様、あけましておめでとうございます。いかがお過ごしでしょうか。
今年も一流の歌手を目指し、そして、舞台に立てる喜びと
感謝の気持ちを忘れず
過ごしていきたいと思います。
本年も今一度のご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。
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ボローニャの冬は本当に寒いです。
この写真はクリスマスの頃の写真ですが、ヨーロッパは大寒波に襲われ、朝目覚めて窓を開けたら目の前は白銀の世界でした。
真夏は40度を越え、この日は-10度でした。
ということは、夏と冬で50度の差があるのです。
クリスマスもお正月も、私は人生で初めて一人で海外で過ごしました。
お正月はTVばかり見ていましたが、あまり日本と変わらない生活を送りました。イタリアは1月2日から全てのお店が開くので、日本ほど休息を取らないようです。
イタリア人の友達から
「クリスマスもお正月もどうして日本に帰らないのか?寂しくないのか?」
と聞かれ
「もちろん、寂しいよ!」と答えました。
でも、日本に帰り家族や友達と過ごし、その後またイタリアに戻らなければならないそのときの気持ちよりかは、まだここに居るほうがましなのです。
特に、成田空港に向かうときの電車の中はとてつもなくつらいです。
だから帰らずにずっとここに居ることが一番いいと思う−と説明したら、不思議な顔をされました、私のイタリア語で正確に伝わったかはわかりませんが。。。 |
さて、話は変わり、これはだいぶ前にさかのぼりますが、11月に私のお友達バリトンの国元隆生さんがイタリアへ1週間ほど来られたので久し振りに会いました。ひろしまオペラルネッサンス合唱団がミラノヴェルディ音楽院で演奏しそのメンバーとして来られたようです。その後、少し滞在を延ばし、私の歌の先生リーヴァ先生のレッスンを受けて帰られました。 |
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これはこのときの写真ですが、この日の伴奏は、私の愛しのカルロがコンサートで別の街に行って来られなかったので、代わりにパオロさんが弾いてくださいました。この方も本当にすばらしいピアニストでした!!ブラボー!!
国元さんとは、私がラ・ボエームのムゼッタ役でデビューしたときのマルチェッロ役で、そのときから仲よくさせていただいています。
ボローニャで会えるとは思っていなかったので本当にうれしかったです。 |