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旬子&アッティラ・レーティ ジョイントコンサート
2012.11.30(金)
東区区民文化センター小ホールにて
11/29(木) アッティラ・レーティ氏と再会を果たした。
昨年度に引き続き、広島でのコンサートを行うため、ハンガリーより来日。
とても元気な様子で、男前は相変わらずだった。
前回、紹介したとおり、レーティ氏は母国語(ハンガリー語)の他に、
英語、フランス語、イタリア語、ロシア語も話すことができる超インテリ。
また、最近は日本語も勉強中で、簡単な文章ならローマ字で日本語で
メールがきていることがある。
カルロも、こんなに何度も来日してるのだから、見習ってほしいぐらい。
しかしながら、レーティ氏はかなりのレベルでイタリア語が話せるので、
私とカルロとレーティ氏との会話はイタリア語で十分コミュニケーションがとれる。
それでも、さすがヨーロッパ人同士の気質なのか、打ち解けあえるのか、
彼らのスピードにはついていけなくて、聞きとれないこともしばしば・・・
私もけっこうイタリア語はいける!と思っていたけれど、
こういう場面に出くわすとちょっとショックを受け
家に帰ってまたイタリア語の見直し・・・この繰り返しです。

今回はHIOS時代にお世話になった先輩・田中都和子さんに
賛助出演していただきました。
歌手だけでなく舞台製作に携わっていらっしゃるので
会場の照明などの指示は抜群・・・ ホールスタッフより詳しいです。さすが!

当日のプログラムは以下のとおりです。

ビゼー:オペラ「カルメン」より“闘牛士の歌”
Bizet:Votre toast, je peux vous le rendre from opera Carmen
  ナポリ民謡:オー・ソレ・ミオ
Napoli folk song:'O sole mio
  カルディッロ:カタリ・カタリ
Cardillo:Core'ngrato
  クルティス:帰れソレントへ
Curtis:Torna a Surriento
  モーツァルト:オペラ「フィガロの結婚」より
手紙の二重唱“そよ風によせる・・・”
W.A.Mozart:Canzonetta sull aria"Che soave zeffiretto"from opera Le Nozze di Figaro
  レハール:オペラ「メリーウィドウ」より“ヴィリアの歌”
F.Lehar:”Canto di vilia " from operetta Vedva allegra
休憩 Intermission
  コダーイ:オペラ「ハーリ・ヤーノシュ」より“募兵の歌”
Kodaly: Toborzo from opera Hary Janos
  プッチーニ:オペラ「蝶々夫人」より 花の二重唱“花の枝をゆすり、花びらを敷き”
Puccini:Scuoti quella fronda di ciliegio from opera Madama Butterfly
  ヴェルディ:オペラ「椿姫」より“プロヴァンスの海と陸”
Verdi:Di Provenza il mar,il suol from opera La traviata
  プッチーニ:オペラ「ジャンニ・スキッキ」より 私のいとしいお父さん
Puccini:”O mio babbino caro " from opera Gianni Schicchi
  ガスタルドン:禁じられた歌
Gastaldon:Musica Proibita
北垣旬子/ソプラノ
カルロ・アルディッゾーニ
/ピアニスト
アッティラ・レーティ/バリトン
田中都和子/メゾソプラノ
厳しい寒さの中、
多数のご来場をいただきました。
皆様、ありがとうございました。
「ラ・ボエーム」上演
2012.8.25
ゲバントホール(広島市中区) にて
8月25日(土)ゲバントホールにて、オペラ「ラ・ボエーム」を上演いたしました。
出演: 北垣旬子(ミミ)・秋山徹(ロドルフォ)・
    赤川優子(ムゼッタ)・國元隆生(マルチェッロ)
ピアニスト: カルロ・アルディッゾーニ


今回、小道具と衣装はイタリアより取り揃えました!!
ミミの青いワンピースは、イタリアの私の歌の先生・サンドラ・モンガルディ氏のものです。
先生は私より(言っちゃなんですが・・・)3倍くらい大きいです…・これは先生がまだすっごく若いときに使ってたオペレッタのものだそう…
私は一足お先に7月初旬に帰国していたので、このミミの衣装は8月に後からやってくるカルロに持ってきてもらうこととなりました。

おもしろいエピソード。
カルロが、ミミの衣装をサンドラ先生から預かってスーツケースに入れ関西空港に到着し、税関検査を抜ける際、いつもなら、簡単な質問−何しに日本に?滞在はどのくらい? この程度の質問で終わるのですが、なぜか今回、スーツケースを開けて中を見せてくださいと言われたのです。
開けたら、ちょうど一番上にミミの衣装があったので、これはなんですか??って税関の人に聞かれたらしい。
カルロもなんか焦って、必死に「これは僕のじゃありませーん!!僕は女装趣味はない!」ということが言いたかったのか、英語で一生懸命説明したらしいのです…笑。
とにかく、イタリアから無事に到着したミミの衣装を着て、
8月25日の公演は無事に終了しました。
第一幕
お針子のミミが隣部屋の
ロドルフォを訪ねる。
鍵をなくしたと暗闇を手さぐりで探す2人。
手がふれあいお互いの自己紹介を始める。

ロドルフォの有名なアリア 「冷たき手を」

ミミの有名なアリア
「私の名はミミ」


二人は恋に落ち、皆の待つ
カフェへと出かけてゆく。 

ロドルフォ役の秋山さんの
アリアがあまりにすばらしく、
次にそれを受けて
私の名はミミを歌うのですが
思いっきり緊張してしまった…
第二幕
ムゼッタ役の赤川優子ちゃんの
演技は最高でした!!
ロドルフォの友人たち(マルチェッロ他)と
楽しんでいる最中に
突然、ムゼッタが現れる。



未だにマルチェッロが忘れられなくて
わざと騒ぎまくるのでした。


第三幕
ロドルフォが最近冷たいということを
マルチェッロに相談しに来たミミ。
そこに奥からロドルフォが出てきそうになったので物陰に身を隠します。

二人の会話から
真実を知ることとなるミミ。

もはや寿命が短く死んでしまうということ。
思わずすすり泣くミミは、これ以上、ロドルフォと一緒に居ることはできないと
別れを決意。


アリア「さようなら、あなたの愛の呼ぶ声に」
私の一番大好きなアリアです。 
サンドラ先生とカルロにさんざん
鍛えられたせいか、自己採点は85点!!


また、マルチェッロとムゼッタの
大ゲンカの挙句に別れてしまいます。
第四幕
ロドルフォとマルチェッロはまた
元のやもめ暮らしに戻っています。
しかし二人はお互いの相手、ミミ、ムゼッタのこと忘れることができません。
そのとき、ムゼッタがかけこんできます。
最後の死ぬときはロドルフォの元に
居たいと家を飛びだしてきたのだと。

二人は初めて出会った日のことなど
語りあいます。
しかしムゼッタ、ロドルフォ、マルチェッロが見守る中、ミミはひっそりと息を引き取ります。
カーテンコール
今回、短い練習の中ではよくやれたなと思っています。
反省はたくさんありますが。今できる精一杯のことをやり、
また何より、6年前に一度やっており、再演ですが、
また同じメンバーでやれたことが何よりの宝です。

カルロもすっかりおなじみとなりました!!



今回も手伝ってくれた、
同期の方たちありがとうね!!

みなさん、これからも
宜しくお願いします。
アモーレサランコンサート
2012.1.21
オリエンタルホテル広島4F ボールルームにて


ボーカリスト/李翔雲
ソプラノ/北垣旬子
韓国伝統舞踊/朴裕恵


 
ピアノ/
カルロ・アルディッゾーニ
ピアノ/にかもとりか

李翔雲さんとのジョイントコンサートに
韓国伝統舞踊家・朴裕恵さんを
ゲストとしてお招きしました。

ともに「愛」を意味する、イタリア語の「アモーレ」と韓国語の「サラン」を
組み合わせた 「アモーレサランコンサート」と題し、
ポップス・バラード・イッチュム(立舞)・ クラシック・ジャズなど〜
さまざまなジャンルの音楽と舞踏の競演を披露いたしました。
ご来場くださった皆様、どうもありがとうございました。